実はここにも弦楽器
【セットリスト】
<1部>
SE 青天ノ霹靂
1 ZIPANG
2 シャングリラ
3 サテライトTV
4 太刀風横丁
5 全身全霊LIVES
6 Mr JAP
7 華麗なる外道
8 官能ロボット
9 御礼参り
10 中距離恋愛
11 プレイガール
12 かげろう
13 恋わずらひ
14 東京の男
15 SAKURAリフレイン
16 春はあけぼの
17 蛍火
18 ROMAN REVOLUTION
19 秋景色
20 有終の美
21 行きずりの冬
22 明星オリオン
23 ハイカラベイベ
24 嗚呼、ネオン街行進曲
25 ストロベリィ
26 素晴らしい世界
27 ジュリアナ
28 ざんげの花道
29 刺青-tatoo-
30 いばらみち
31 獄
32 53
33 DOPING‼︎
34 「修羅」
35 GOLDEN MAN
36 フェンダー <2部>
SE ファンファーレ
37 CARNIVAL浮世
38 SUNRISE
39 Killer tune
40 サイケデリコ∞サイケデリコ
41 万國、大東京
42 妄想天国
43 花鳥風月・桜吹雪
44 夏ノ風物詩
45 最後の晩餐
46 国道Blues線
47 慟哭にて時雨
48 TAXI
49 天秤ラバーズ
50 富と名声
51 棘
52 反骨。
53 カウントダウン
54 銀座アバンチュール
55 はいからさん
56 告白と軽蔑
57 捜索願い
58 思ひ出港町
59 アイ・アム
60 WILL
61 バラ色の人生
62 炎天歌
63 LAUGH PLAY
64 BAR夕暮れ
65 下剋上
66 JAPANESE DOGZA
67 フラッシュバック <3部>
68 青い鳥
69 生にしがみつく
70 春風シャララ
71 Crawl
72 おねだり
73 赤い傘と貴女
74 Syrup
75 私を奪って…
76 SM
77 CAT WALK
78 spotlight
79 恋アバき、雨ザラし
80 野良猫と♪
81 体温
82 Song for you <4部>
SE FESTA.
83 歌舞伎デスコ
84 感電18号
85 ダァァティィ・ロマンチッカァァ
86 POKER FACE
87 傷心パラドックス
88 友好ダンシングモダン
89 T.S.G
90 恋ができない
91 国立競技党
92 あいするひと
93 ハッピーの数え唄
94 心技体
95 JUDAS
96 Rain man
97 魁swallowtail
98 OH!MATSURIMONSTER
99 コチラ平成、成ラズ者ヨリ
100 メンバーコール
101 飛行少女
102 バクチ
103 DANCE NUMBER
104 卍
105 綺麗事
106 BUDDAHA COMPLEX
107 MUSIC NIPPON
108 鬼門
109 ONE
110 花咲ビューティ 2017年6月24日にZepp DiverCItyTOKYOで行われた
ダウト『飛翔。ダウト祝寿周年偉業祭。「tour 堂々巡リ。」~大千秋楽!!ダウト史上初の全曲LIVE!!~』に行ってきました。 ライブ行く前から知人友人からくるメッセージが「ライブ楽しんできてください!」ではなく「生きて帰ってきてください!」のほうが多く、参戦前から只事じゃない感が醸し出されていた110曲全曲ライブ。そしてZeppクラスの人数が入る箱でダウトを観るのは2011年のキラサマ振り。 今回は東京へ前乗りせず当日出発になったので、
朝4時起きでエアポートに乗って新千歳空港、8時の飛行機で羽田空港へという詰め込み行程。 空港からリムジンバスに乗り、荷物を置くのに一度ホテルへ。
ちなみにホテルはライブをちゃんと最後まで見届けられるよう、
ダイバーシティすぐ近くのグランドニッコー東京台場にしました。これで時間に追われない! 12時頃にはダイバーシティ到着。
1階のフードコートにこれでもかとバンギャルさんが溢れていました。
半分は「堂々巡リ。」ツアーのTシャツやメンバーシュシュを着けていたので、ダウトのファンだというのが一目瞭然。
会場時間も近いなと思いZeppゲートへ行き整列。
会場内には入れたのですが、機材なのか照明トラブルなのか時間が押していてまだホール内に入れず。
スタッフの方は「最終調整に入っているので暫くお待ちくださいー!」とか言ってたような。そんな間にロビーをうろうろ。 撮影コーナーがあったり、 生熊耕治さん、Daizy Stripper、ユナイト、vistlipからの花が飾られていましたが、 vistlipからの花に飾られているパネルのメンバー写真がバラバラ 笑。 ・幸樹→全身全霊謳歌集
・威吹→全身全霊LIVES
・ひヵる→花咲ビューティ
・玲夏→登竜門
・直人→まさかのxTRiPxのena時代 というナイスな写真のチョイス。あとは関係者席に続く2階の階段辺りにPS COMPANY時代のダウトマネージャー・酒井さんの姿が。 13時過ぎにやっとホール内へ。会場内のBGMは和風なもので、寿司屋で流れてそうなあれだわと 笑。 ステージの構成は、メインステージ&花道&センターステージというものでした。
メインステージ上にはモニターが設置され、いつものお立ち台の他、上手と下手にも昇降式のお立ち台がありました。上手と下手のお立ち台、客席から見るからなの分かりませんが、割と高さがあるように見えたので、ライブ中に見ては、メンバーはよく飛び乗ったり降りれたりするなー怖くないのかなーとか頭の片隅で思ったり。 そして今回の座席構成、Zeppのホームページに書かれている座席表とおりの並びだと信じてしまい、
相方さんと「後方でもメンバーが見えて曲が聴ければ良いよね!」と話していたのですが、
座席に行くと、まさかのセンターステージ最前列中央という位置でただただ驚くばかり。曲をじっくり聴こうとも思ってはいましたが、全力で参戦しなければ失礼かもと思う位置でした。 センターステージと座席の間に簡易的な柵は設置されていたのですが、釘等で固定されている訳でもなく、単にガムテープで足元が貼り付けられているだけで、
これ絶対にガムテープ剝がれたらセンターステージに柵が雪崩れるよなぁ…という具合の固定方法でした。予想通り、ライブ始まったら揺れでガムテープが剥がれ、柵も動いてしまう状態でしたが、近くのファンの方が度々柵を元の位置に戻して下さっていたので感謝です。 時間が押して14時頃開演。オープニングの映像は全国ツアー時に流れていたものと同じでした。札幌で流れていた時にメンバーの顔が欠けて映像がちゃんと見えない!というのも無かったです。 映像が終わって「青天ノ霹靂」が流れ始めると、モニターにはステージ裏でスタンバイしているメンバーの姿が映し出され、歓声が沸き起こる会場。メンバー1人1人が登場するのがステージ表と裏でリアルに分かるので熱が高まります。 <第1部>メンバー全員がステージに揃い、1曲目「ZIPANG」へ。衣装は「バクチ / 魁swallowtail」のものでした。2曲目「シャングリラ」ではBメロ辺りで玲夏さんが率先してセンターステージにやってきました。それ以降の曲でもメンバーそれぞれ花道に行ったり、センターステージ行ったりと動きまわったり。 『~ダウトの四季~』中盤では、幸樹さんの「ダウトは日本の情景をテーマに唄っている」というMCのあと、四季をテーマにした楽曲たちが披露されました。 「SAKURAリフレイン」「春はあけぼの」「蛍火」「ROMAN REVOLUTION」「秋景色」「有終の美」「行きずりの冬」「明星オリオン」という流れで、四季の移り変わりをセットリストに組み込んでいたのですが、ダウトがメジャーデビューした夏=「ROMAN REVOLUTION」ミナセがダウトを卒業した秋=「有終の美」と、この2曲もちゃんと四季に織り交ぜられていて、なるほどなぁと納得させられました。 「明星オリオン」Bメロ辺りで幸樹さんがセンターステージへ。観客ひとりひとりの顔を確認するように唄っていました。 あとは、順番忘れましたが、MCあれこれ。 ・休憩時間
幸樹「休憩はまだまだまだまだ先です!」
会場「笑」 ・曲数幸樹さん、「リハで全曲唄って、命に関わるとい事が分かりました。動悸息切れが…」と言っていたり、威吹さん、「今何曲目か分からない」と言っていたり。ちなみに幸樹さん曰く「もう全曲やらないからね!あとは増えてくだけだからね!」と言っておりました。 「修羅」途中の観客が座る部分で、全員が座席に一旦座った姿を見て幸樹さんが「休憩か!」と突っ込みを入れてました 笑。そういえば「修羅」と「捜索願い」で流れてた映像が『活劇ブロードウェイ』で使われたものでした。 中間のDANCE TIME(扇子振らせるコーナー的なやつ)では、メンバーそれぞれセンターステージへ。
弦楽器隊それぞれ生き生きした感じで動いていて、こちらも見てて楽しくなりました。 1部ラストは「フェンダー」でした。 1部が終わり、会場内には「これより、10分間の休憩に入ります」のアナウンス。このアナウンスで笑いが漏れる会場。モニターには時計も映し出されて1分おきに鐘の音が鳴るという仕込み具合 笑。とりあえずお手洗いに行こうと思ったら1階も2階も長蛇の列。両階でスタッフさんがトランシーバーで連絡取り合いながら、どれぐらいの人数が並んでると伝え合っていたけれど、これは10分休憩で皆自分の席に戻れないのでは 笑。 <第2部>
「ファンファーレ」が流れ、幕が開くとリズムに合わせて手拍子する楽器隊が登場。衣装は1部と同じく「バクチ / 魁swallowtail」のもの。2部の1曲目は「CARNIVAL浮世」でした。 『マニアック寺』今までライブであまりやってこなかった曲を披露していくコーナー。映像にはマニアック寺というメッセージと共に鳥居の姿が登場。(寺なのに鳥居?!と思いましたが、後で調べると鳥居がある寺もあるようです。)「天秤ラバーズ」から「告白と軽蔑」までがこのコーナーで披露され、映像には曲の歌詞も一緒に映し出される。幸樹さん「皆には夜更けまで付き合ってもらいましょう。夜更けまで…」と言ってましたが、映像の風景も夜更けの青空になっていました 笑。
『超!マニアック寺』今までライブで全くやってこなかった曲を披露していくコーナー。映像もメラメラと炎が出ており、ラスボス出てくるんじゃないかの雰囲気 笑。幸樹「今までライブで一度もやってこなかった陽の目を見なかった曲たちです。これを機会に皆で育てていきましょう!」ということで、「思ひ出港町」「アイ・アム」「WILL」の3曲が陽の目を浴びました。 「思ひ出港町」MUSIC NIPPONのツアー時も唄っていなかった曲なので、ライブでどうして唄わないのか?いつ唄うのか?と個人的に思っていました。リリースされた際のCDを聞くと幸樹さんの歌い方にぎこちなさを感じてしまっていたのですが、今回ライブで初めて聞いて、これダウトで今後もやったほうがいい!と思ってしまうほどでした。イントロのギターも生演奏で威吹さんが弾いている音が凄く渋さが出ていたのと、幸樹さんも花見桜こうきの本領が発揮されたのか凄く上手くなっていました。むしろ花見桜さんじゃなくてダウトで演歌やりましょうよ。楽器隊が弾くとカッコ良さが増す。曲途中の演歌歌謡でお馴染みな合いの手も、 幸樹「せーの!」会場「ダウト!」 と、会場の皆ぴったりでした。 「アイ・アム」個人的に好きな曲だったので、今回お披露目されて嬉しい限り。初披露の曲なのにちゃんと振りができているファンの皆さんの適応力も凄いです。 「バラ色の人生」幸樹さん、センターステージへ。タオル回すのを促す時の煽りがすごく笑顔でした。そして玲夏さん&威吹さんの間奏時のふざけ合いは毎回見てて面白い。 2部ラストは「フラッシュバック」。幸樹さんが、2階席まで行き観客を煽る煽る。膨大な曲数を歌いこなしているのに、1階からダッシュで2階に行ってしまうのは凄い。 2部が終わり、今度の休憩時間は15分に延びてました。 <第3部>メインステージではピアノの泰斗さんをはじめ、オーケストラチームのメンバーがスタンバイ。そして、それぞれ黒の衣装に身を包んだメンバー、メインステージから花道を通ってセンターステージへ。幸樹さんを囲むよう、楽器隊もそれぞれの位置にスタンバイ。1部と2部でずっとメインステージでドラムを叩いていた直人さんをやっと間近で見れました。 幸樹「紹介しましょう、ダウトとは正反対!チームBelieve!」笑いが漏れつつも拍手で溢れる会場。 3部の1曲目は「青い鳥」。地元のライブで久しく聴いていなかったので嬉しかったです。そして、位置的にひヵるさんがよく見えたのですが、終始ニコニコしながらギター弾いていてほっこり。 「赤い傘と貴女」阪神淡路大震災の当時の被災地、1.17追悼行事の写真が順々に流れていました。 「おねだり」「SM」は、唄っている時の幸樹さんの感情移入が凄いと間近で見て思いました。「SM」の”容赦なく締め付ける”の部分で首に手を当てて苦しそうに唄うところとか、凄い。 ・中盤MC楽器隊が位置によっては客席に後ろ姿を見せるような立ち位置になってしまうので、「これって皆にお尻向けてるんだよね?笑。「Syrup」でこうしよう(木箱を台にして足を乗せようとした)としたけど、やめちゃった」と玲夏さん。 あと、3部で威吹さんは割とおとなしめだった気がするのですが、時折、顔を顰めたり腰を摩っていたりしたので疲れが出てきたのかな?と個人的に思ったり。そんなおとなしい威吹さんに絡む幸樹さん。 幸樹「威吹さん、ホログラムじゃないですよー!」
威吹「ホログラムじゃないですー」 今度はひヵるさんに歩み寄って確認。 幸樹「ひヵるは…ホログラムです!」
会場「笑」 今度は直人さんのほうへ。 幸樹「直人は…正人です!」
直人「すごいな、弟替え玉にするって 笑」 まさかのベルのドラマーである弟・正人の名前が 笑。体力的に一番しんどそうなドラムというパートなのに、「まだピーンピンしてるもーん!」とコメントする直人さん。流石です。 3部ラストは「Song for you」。花道まで動きまわっていた玲夏さん、ちゃんと自分が唄うパートが近くなったらサッと戻ってきてました。ひヵるさんパート、最後のほうはほぼアドリブだったので思わず笑ってしまいました。 3部が終わり、今度の休憩時間も15分とアナウンスがありましたが、15分超えていたような気が。 <第4部>「FESTA.」と共にメンバー登場。ステージ上手と下手には「全身全霊」と書かれたビニール製の特大バルーンも。メンバーの衣装は金色をベースとしたものでしたが角度によっては白に見えたり黄色に見えたり。1人1人ジャケットの形やインナー、パンツの柄や色が違っていてお洒落でした。幸樹さんはノーマルなデザインのジャケット、直人さんは鋲付きのジャケット、ひヵるさんはノースリーブのジャケット、玲夏さんはお洒落ライダース、威吹さんは肩出しのロング丈ジャケットでシルエットが綺麗なデザイン。肩ツルツルで羨ましい!笑 4部1曲目は「歌舞伎デスコ」。流れていた映像はPVでお馴染みのデコトラと和装姿のお兄さん&お姉さんのやつでした。また、4部は今回のツアーでやってきた曲達が主だったのかなという印象です。 ・MCあれこれメンバーそれぞれに今の状態を聞く幸樹さん。 ひヵる「へっちゃらぴーですよ!」会場「おおー」幸樹「威吹は?へっちゃらぴー?」
威吹「H I P ?」会場「笑」幸樹「なんや旅行会社みたいなやな」
威吹「(耳がイヤモニしてるのか)よく聞こえないんだよね。いや、皆すごいね、こんな長時間も…暇なのか?」
幸樹「(威吹に駆け寄りながら)こら!笑 なんてこと言うんだ!」
威吹「ごめんごめん。嬉しいです。ありがとう」 あとは2階立ち見席のファンに幸樹さんが声をかけるもシーンとしていたため、「返事がない、ただのしかばねのようだ…ドラクエ」と言ってました 笑。 「恋ができない」転調部分で、メンバーそれぞれセンターステージへ。もう後半戦も後ろのほうになってきたのに、笑顔のメンバー。玲夏さんなんてベース重いのに何でずーっとニコニコしながら動き回れるのかと最後まで不思議でなりませんでした。今回のライブ、玲夏さんがセンターステージや花道からメインステージに戻った際に、玲夏さんが幸樹さんとハイタッチをするというシーンが何度もあり、それを見て微笑ましくなりました。 「DANCE NUMBER」照明が凝っていてすごく綺麗でした!客席にもキラキラリングしている人が結構いて、それも際立ってたり。この曲で今回、直人さんが立ってドラム叩いている姿を初めてちゃんと見ました。 あと、後半、どの曲の時か忘れてしまいましたが、玲夏さんと威吹さんが観客に背を向けるような恰好で、頭をくっつけてひそひそ話してたり。あとはひヵるさんに様子見がてら話しかけに行く威吹さんも良かったです。 久し振りすぎるメンバーコールもありました。直人さんのメンバーコールのとき、残りの4人がドラム周りを囲って座っていたのにほっこり。 終盤MCで幸樹さんが、下半期のダウトの活動について、「下半期、ダウト攻めます!これからの人生、ダウトに全て賭けます!皆に無茶してと思われるような事、いっぱいやります!」と話していたのですが、この時のMCは最後の告知映像の伏線だったんだと後になって気付きました。 「鬼門」今回地元のライブで聴けなかったので嬉しかったです。威吹さんの目を隠すポーズを久し振りに見ました。 ラストは「花咲ビューティ」。銀テープの演出がありました。幸樹さん以外、威吹さん・玲夏さん・ひヵるさんの3人はファンに銀テープを渡そうと頑張ってましたが、上手く渡らずで四苦八苦 笑。でも気持ちは周囲に十分伝わったと思います。最後の皆でサビを唄う部分でも銀テープと戯れる玲夏さん&ひヵるさんでした。 「花咲ビューティ」が終わり、モニターには『祝 ダウト 全曲ライブ!110曲達成!』の文字が!この時の会場の歓声は凄かったです。メンバー、ファン、関係者、みんなで作った記録。 すべて終わり、それぞれ楽器を降ろすメンバー。威吹さん、ギターを肩から降ろした後、その場に座り込んでいて、疲れが一気に出てきたのかな?というような感じでした。最後は三三七拍子し、皆で手を繋いでジャンプ! メンバーが捌けると会場のモニターに映像が映し出され、 ・2017年 関東圏でのライブ予定(留守番組を留守番させないライブ、マンスリーサーキット)・2017年10月4日にアルバム「伝統芸能」発売決定・2018年4月7日に東京ドームシテイホール公演「東京ドーム総会」決定・2017年10月から2018年3月にかけて47都道府県フリーライブ 「都道府県フリーライブツアー 47都道府県対抗!国盗り合戦!~復刻LIVE BAND TOUR~」決定 ちなみにフリーライブでは5つの号令があるようで、 ・1人でも待ってくれている地元民の応募がある場合慣行します。・反面、地元民の応募が0人の場合、その県での興行をキャンセルします。・途中経過は随時、明確に地元民をランキング形式にて告知します。・地元民の集計結果が上位10位は次回ツアー箇所にします。・各地域(北海道&東北、関東、東海、甲信越、北陸、近畿、中国、四国、九州&沖縄)1位の場所ではライブにてご褒美が!? とのこと。 2017年下半期から来年にかけての告知&メンバーインタビュー映像と流れていき、すべての公演が終わってから時計を見ると23時45分でした。 会場の照明も点き、外に出ようとホールからロビーに進んでいると、周囲のファンが結構「終電やばい!」「終電もう無いわー!」と言っている人が多かったです。自分の隣の席に居たファンの方も、「帰る手段が無くなった」と言ってました。皆さん無事に帰れたのでしょうか。心配。 終演後に配布されていた47都道府県フリーライブのフライヤー。裏面に各公演日程とグランドファイナルの日程、アルバムリリース日程が書かれています。 会場で告知映像が出た際、会場内のファンほとんどが「無料ライブ決定した!」「どこ会場行こう!?」と大騒ぎな中、正直な話、「47都道府県フリーライブなんてバンド側からしたら大赤字でしょ!」「メンバーが自己破産したらどうするの!」と、私は喜ぶどころか心配の感情しか出てきませんでしたが、一人でも多くの人にダウトのライブを観てもらうきっかけになるのであれば致し方ないのかも。 このライブレポ覗いている人だったり、ダウトに興味を持ってもらえた方、各々の地元での公演に足を運んで頂けると幸いです。チケット申し込みや日程、詳しい情報はダウトのオフィシャルサイトをご確認ください。 認定書。ギネス風のデザインで遊び心がすごいです。ちなみに、終電の関係や終演後の混雑でライブ参戦した全員に渡りきれなかったそう。確かに私がZeppを出る際、出入り口横に椅子が置かれ、そこにフライヤーの束と共に漠然と認定書の束が置かれていたという状況。せめてスタッフがフライヤーと認定書の両方を手渡ししていれば、もう少し沢山の人に行き渡ったよなぁと思いました。過去に地元で行われた某バンドのライブで、無料配布CDが漠然と束で置かれていたことがあり、心無いファンが複数枚持ち去って全員に行き渡らなかった話もあったので、こういうのって個々のマナーもあるけど防ぐのも大変な事例ですよね。 今回の全曲ライブは、素敵な思い出になったと共に、自分自身も完遂できたことで今後の人生を生きていく中で自信がついたような気がします。 ライブ自体も、ただセットリストを並べて演奏するという訳ではなく、色々とコーナーを設けたセットリストだったり、4部構成でそれぞれ魅せるものが違っていたり、メンバーの衣装をテーマによって違うものを選んでいたりと、ライブも演出もすべてが楽しめるそんなライブでした。幸樹さんの声の状態も最後まで違和感無かったですし、楽器隊も途中でリタイアすることもなく最後まで弾き切ったのは本当にすごいと思えました。映像化してもらえるのであれば、是非どんな形であれ映像を世に出してもらいたいです。4~5枚組DVDのBOX仕様とかったら良さそう。 約10時間 ・ 全110曲を完遂したメンバーの皆さん、ファンの皆さん、本当に本当にお疲れ様でした!! お台場の余談。怖い話が嫌いな人は見ないでね。(※この写真は本文には関係ありません。)ライブ翌日に東京観光していたわけですが、
その時に夜のレインボーブリッジをバックに相方さんがスマホで写真を撮ってくれました。
が、私の左手まわりに私のじゃない指が何本も写り込む心霊写真が撮れるという現象が発生 笑。
視えるお知り合いの方に写真を見てもらったら、
海だし、賑やかな場所だから漂っている色情霊が近寄ってきたんだねと写真を除霊してくれて、スマホに入ってる写真も処分してねと言われたので処分。 怖い以前に引いてしまって、もう笑うしかない出来事だったのと、
ライブが楽しかった翌日&浅草寺で大吉引いた後にコレって私の人生ネタばかりだなと思いました 笑。地元の海でこんな事が起こったことはなかったので驚いてしまってはいますが、夜の海をバックに人物写真は撮らないほうが良いです!!勉強になりました。
弦楽器がこの先生き残るためには
9/18(月・祝)に行われた一郎さんと仲さんのマンスリートークライブ「雅美と一郎」のレポートの続きです。 ◯ドラマ「おこれ!男だ」(1973年)について。 (「おこれ!男だ」は森田健作さんと石橋正次さんがW主演で、私塾「望洋塾」で生活する同じ高校の仲間たちを中心とした青春ドラマ。江藤さんも「望洋塾」で生活する高杉一作 役、レギュラー出演 )
おこれ! 男だ DVD-BOX25,920円Amazon
仲さん「これは松竹の撮影所だったんでしょ?」 江藤さん「そうそう。この当時、日曜日の8時から日本テレビでずっと放送してたんだけど、半年ずつ東宝と松竹で交代交代でやってたんだよね。松竹で〈おれは男だ!〉が終わると今度は東宝に移って〈飛び出せ!青春〉と…青春ものを半年半年でね」 小倉さん「すると、今度は松竹に戻っていってね」 江藤さん「そうそう」 仲さん「でもね、森田(健作)さんのシリーズって結構人気があったじゃない?だから、そういう所で新人としてレギュラーで食い込むっていうのはスゴイよね」 江藤さん「それは事務所関係の力もあったと思うけど、それもボクはありがたいし、(当時)まったくのド素人ですよ」 小倉さん「(森川)正太もいる!赤塚(真人)もいる!」 仲さん「そうだよね〜。(〈おこれ!男だ〉の)レギュラーは一郎の知ってる人多いんだぁ」 江藤さん「全部仲間だよなぁ、一郎」 小倉さん「でも、こういう青春ものっていうのは出たことないのよ」 江藤さん・仲さん「えっ!そう?」 小倉さん「(青春ドラマは)〈俺たちの朝〉が最初で最後!ボクちゃんホームドラマの人だから(笑)」 江藤さん「へ〜、意外!子役からやってきてるのに」 小倉さん「中村雅俊さんの〈われら青春!〉っていうのに申込んだのよ。それでプロデユーサーに会いに行ったのよ。そしたら〈わー小倉くん残念だね。最終回撮り終わったよ!〉って言われて」 江藤さん「意外だなー」 仲さん「ホントね〜」 江藤さん「ボクがデビューした時、NETの〈にんじんの詩 ※1972〉っていうドラマでボクのデビュー曲をドラマの挿入歌に使ってもらったの。要するにボクが田舎から出てきた青年の役のバーテンダーで、その時、宇津井健さんと杉浦直樹さんがいつも渋谷の〈深海魚〉っていうスナックでいろんな話をしてると、BGMが欲しいじゃない?そこで、ボクが白いギターを持って語りながら自分のデビュー曲をバラード的にやっていいということで、歌とドラマと一緒にデビューしたの」 小倉さん「じゃあ、良いデビューだったんだね」 仲さん「じゃぁ、歌というか…そのきっかけになるというか刺激をうけたというか・・お兄ちゃんの影響って大きかったんじゃないの?」 江藤さん「一昨年亡くなったんですけど、江藤勲っていうエレキベースを弾いてたんですけどね。当時はブルコメのメンバーでボクと8つ違うんですけど、当時は(勲さんは)20歳かな?日劇のウエスタンカーニバルとかそういうステージにブルコメの一員として立ってるわけですよ。それを見に行って…やっぱり憧れますよね!多感だし。だから勲の影響は音楽的にも物凄く大きくて〈絶対自分もプレイヤーとして飯を食って行こう!〉って想いでずっと楽器やってましたけど。晩年、勲がスタジオミュージシャンって職に入るんだけど、スタジオミュージシャンていうのは半端な人ではなれないのね…」 仲さん「そう!一見で新しい楽譜をその場で弾けるというか、1、2回練習してカラオケ(音源)作っちゃうとか」 江藤さん「そうそう」 仲さん「お兄ちゃんがレコーディングに参加してるのは聞く所によるとドリフの〈ズンドコ節〉とか、それのベースもそうだし、オックスの〈スワンの涙〉とか…」 江藤さん「ありとあらゆる演歌だのポップスだの、殆ど演ってる!」 仲さん「すごいね〜〜」 江藤さん「だから今、仲さんが言ったけど…もっと単純に言うと〈サザエさん〉もそうだしね」 仲さん「え〜〜!」 江藤さん「勲はもう居ないけど、あの音源は今でも使ってるんで、あのベースはうちの兄貴。まだ(他にも)いっぱいある!」 仲さん「〈愛の園〉もそうでしょ!?」 江藤さん「そう!もう殆ど」 仲さん「〈人形の家〉!」 江藤さん「もうあの当時のものはピーナッツからミエさんから菲菲から、いろんな人を…」 仲さん「すごいね〜」 江藤さん「だからそういう(音楽的な)影響が大きくて。スタジオミュージシャンっていうのは楽器持ってアンプ持って行かないといけなくて、それを運ぶボーヤさんってのが必要でしょ。たまたま居なくってボクが手伝ってたんだけど、たまたま青山のビクタースタジオでチャーリー石黒さんのレコーディングがあって、それでチャーリー先生に外線で電話がかかってきて、だれも(電話を)取らない。
弦楽器の人とかいっぱいスタジオに居たんだけど誰も電話を取らなくて、ボクがボーヤさんとして電話を取りに行って〈1スタのサブんにチャーリーさんが居るから呼んでくれないか?〉っていう電話をボクが受けたので〈ハイ!わかりました〉で、サブのドアを開けて〈チャーリーさん、電話ですよー!〉って一声言ったのね。それで振り向かれて〈ありがとうね〉ってことで終わったんだけど、それから一月たって〈どうもあの時の自分のことを呼んだ声が忘れられない!彼が気になってしょうがない!〉って探し求めて自分のとこに来て〈あー!やっぱり君だったんだ!〉って事で…」 仲さん「ええっーーー!!すごいねーーー!!」 江藤さん「ボクの表情と声が良かったって、歌は聴いたことないのよ」 仲さん「へぇ〜!」 江藤さん「歌なんか歌ったことなかったんだよ〜。小学校か中学校の音楽の時間に歌った程度だったんで。だからチャーリー先生に〈ボクはちょっと歌は…〉って言ったんだよ。するとチャーリー先生は〈いいんだよ!ずっと聴けば味になってくるんだよ!それに歌だけじゃなくて、俺んとこはほら、仲(雅美)も居るだろ!〉ボクの2年先輩なんで…だから〈ドラマも歌やっていけばいいんだよ!俺はお前をそういう路線に持っていきたい!〉って言われて(レコードを)出した!恥ずかしい〜」 仲さん「で、1曲だけなの?」 江藤さん「えーっともう1曲、フィリップスからもう1曲出してる…だけど歌はやる気なかったから」 仲さん「で、デビュー曲の時はお兄ちゃんは関わってないんだ?」 江藤さん「いや、デビュー曲の時のベースは兄貴なの!」 仲さん「そうなんだぁ!!」 江藤さん「ボクがスタジオミュージシャンのボーヤをずっとやってたから、この(レコーディング)時も、ギターからドラムからサックスとかフルートとかストリングスとか、ぜーんぶ!!(レコーディングの時は)先にカラオケを最初に録るんでね、そのメンツが全部知ってる人ばっかりだったんで〈なに?キミ、潤ちゃん、歌うんだって!?〉って事になって…想い出のある音源です」 小倉さん「へぇ〜〜〜〜!」
ドラマの話からお兄さん・江藤勲さんのお話、そして歌手時代の話へ・・江藤さんと仲さんの意外な接点も興味深いですね。まだまだ続きますのでまた次回・・・! ではでは。