弦楽器がナショナリズムを超える日
気づけば2月に突入しておりますね( ºωº )
寒い日が続いておりますが
皆様お元気ですか??
…そして気づけばブログも
大阪リリイベで止まっていた。。。
…ということで、今回のブログは
1月29日のヴィーナスフォートでの
リリイベと、昨日(一昨日?)の
銀座山野楽器本店での
ミニライブについて書きます~
まずは月が変わってしまっておりますが
1月29日のヴィーナスフォートでの
ミニライブについて
今回はありがたきことに3ステージも
ライブさせていただけたのです!!
このヴィーナスフォートの教会広場は
ステージも照明もすごく素敵な環境で、
ワタクシ自身も弾いていてすごく
テンション上がりますの
こんな素晴らしい場所でバヨリンを
弾かせていただけて、しかも今回も
沢山の方が遊びに来て下さって
すごくすごく幸せでした
お客様皆様、
お世話になったスタッフの皆様、
本当にありがとうございました!!
ちなみに今回のお衣装は
ワンマンライブと同じこちらを装着
シルエット綺麗だしバヨリン弾きやすいし
動きもでるしお気に入りなんす
そしてそして月が変わって
昨日といいますか一昨日といいますか、
2月5日は銀座山野楽器本店にて
ミニライブをさせていただきました
店頭の特設ステージ
通りすがりの方々にも観ていただける
最高な場所でのライブでした
とりあえずまずは何よりも
お天気もってくれてよかったー!!!笑
天気予報的にかなり際どくて
ライブできないかなー(´・_・`)って
心折れかけてたところもあったので、
ライブ決行できて、お客様皆様も
濡れずに観ていただけて
本当によかったです。。。
銀座山野楽器本店には
学生の時から楽譜とか五線譜とかを買いに
何度も来たことがあったので、
この場所でライブをさせていただけて
すごく嬉しかった…
雨は降らなかったとはいえ
2月の屋外ライブ、、、
寒い中にも関わらず
観に来て下さった方々、
偶然見掛けて観ていって下さった方々、
皆様ありがとうございました!!
山野楽器のスタッフの方々と
弦楽器フロアにも
遊びに行かせていただきましたの
出来立てホヤホヤのバヨリンちゃんや
個性的なデザインのバヨリンちゃんを
試奏させていただきました
これから沢山の音を紡いでいくであろう
若さと勢いのある音だったり、
これまで色々なバヨリン弾きの方と
時間を共にしてきたであろう
歴史の重みを感じる音だったり、、、
早くまた新しい相棒と出逢って
良い音を出していってもらいたい
バヨリンちゃんたちでしたな
ワタクシもこれからも
力強さと繊細さを兼ね揃えた音を
紡ぎ出していけるように
自分の相棒バヨリンちゃんと
頑張って参りたいと思います
…とまあこんな感じで色々な場所で
バヨリンを弾かせて
いただいております嬉
そして2月12日(日)も
HMVエソラ池袋
店内イベントスペースにて
18:00~ミニライブをさせて
いただきますよーい٩(ˊωˋ*)و
フリーライブなのでお気軽に
遊びに来て下さいな
あ、余談ですが、、、
先月末にやっと
2017年中本開きしました笑
最近ご無沙汰していたせいか、
北極2倍で辛さを感じてしまった。。。
弱くなってる自分。。。
やはり何事も訓練を怠るとアカンです。
あと、最近カレーうろん率も高しです
美味しいよねカレーうろん
今年も激辛生活楽しみます
ではでは今回はこのへんにて。
どやっ。
弦楽器はグローバリズムを超える!?
9月18日はサントリーホールへ演奏会を聴きに行きました。 広上淳一指揮、京都市交響楽団(京響)の演奏で、武満徹のフロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム(From me flows what you call Time)と、ラフマニノフの交響曲第2番が演奏されました。この演奏会は第46回サントリー音楽賞受賞記念の演奏会でした。 京響の皆様!受賞おめでとうございます!演奏会で配布されたプログラムに、京響の演奏のことが紹介されていたので、以下に示します。 『広上淳一が音楽監督になってから、京響のコンサートに行くたび、いわば「耳を疑う」ような経験が重なり始めた。そう、かつての京響を知っている者ならだれでも、あのような見事な演奏を毎回聴かされては「自分の耳を疑う」であろう。あの響きの分厚さ、木管の華、そしてとりわけ金管の響きの溶け合い方。いわば「日本のオーケストラ離れ」しているのである。「京響があれば外来オケに高い金を出して行く必要などない」と言う客の声を、何度も何度も聞いたし、私自身もそう思っている。(岡田暁生・音楽学、プログラムより)』 私も京都市に駐在していた際に、京響の演奏会を鑑賞して上記のような体験をしました。今日の演奏会でも、ラフマニノフの演奏は心に残る感動的な名演奏!だと思いました。第1楽章や第3楽章では、私は演奏を聴いていて涙があふれ、ひたすら感動しました。そういった激アツな演奏でもあり、ダイナミックで劇的な演奏でもありました。特に第2楽章では、テンポ設定が速めで、劇的でダイナミックな演奏に興奮しました。またアンサンブルの精度が高く、演奏の随所で“ゴーン”というブレンド音(倍音)が聴こえたのには鳥肌が立ちました。ラフマニノフの演奏を聴いていて、こういう演奏(音楽的で技術的に優れたもの)を聴くことができる演奏会が、やはり本物の良い演奏会だと改めて思いました。 武満徹の作品は、カーネギーホールの100周年記念の委嘱作品です。音楽ホールのために書かれた作品です。広上淳一は、今日の演奏会の最後に“サントリー音楽賞を受賞したから、サントリーホールのために、この曲を演奏しました”と話していました。この作品は、打楽器奏者5人による様々な楽器を用いたソロまたはアンサンブルの演奏の他に、フルート、オーボエ、クラリネット、ホルンなどのソロ演奏、オーケストラ(特に
弦楽器群)の幻想的な和声や旋律が特徴的な楽曲です。京響のオーケストラの演奏は、ピンぼけだった映像がだんだんと焦点が合って瞬間的にキラリと美しい光を放つような、非常に美しい演奏でした。演奏を聴いていて、フランス音楽のように繊細で描写的であると感じた部分もありました。打楽器奏者5人の演奏も良かったですが、クラリネットのソロ演奏が私は印象に残りました。 あまり褒めまくって書くと、京響のサクラか何かだと思われるので、あえて演奏を聴いていて気になった点をあげます。ラフマニノフでは、バイオリンセクションの音程(特に高音域)と演奏の同調性が気になりました。また大音量の演奏箇所でのトランペットとトロンボーンのアンサンブルの音の質が気になりました(和音に聴こえるけど、ブレンド音にはなっていないと思いました)。さらに相変わらずホルンの音抜け(音の貫通力)が良くないと思いました。オーケストラの演奏は、ラフマニノフの第4楽章の冒頭の演奏が、アンサンブルの精度がいまひとつだと感じました。 今日の演奏会では、終演後観客から“ブラボー”の大歓声があがったように、演奏会はとても良かったです。今日は感動的なロシア音楽!を堪能しました。最後に、京響の皆様!また年末の第九コンサート(京都)でお会いしましょう!また京都に聴きに行くぞ!