弦楽器で新しい自分が始まる
coni!
コーンスープに何故パセリを浮かべるのか…
Rickyです_(:3 」∠)_
パセリって凄く身体に良いらしいですね!今後注目していきたいと思います。
http://www.metbo.net/harb/1000000122.html
さて、オペから約10日が経ちました。
基本オペから3週間は発声はお控えなすって!という事なので、まだまだあと10日以上は安静にしてないといけません。
が、ときーにたまーに無意識に歌を口ずさんでしまう事もシバシバΣ(・□・;)
声帯を手術するというのは、ある意味で
弦楽器の弦を張り替えるのと似てるそうです。
張り替えてすぐは、なかなか音が馴染まないといいますか、少しずつ音を出しながら調整していくような感じなのかなーと。
僕の声帯もまだ張り替えたばっかりで、全く使わないと硬くなってしまうので、ハミングなどで少しずつ振動させて柔らかくしていくみたいなイメージでしょうか。
お医者様の説明をうろ覚えのにわか仕込みでお伝えしてるので、なんとなーくで解釈してもらえれば幸いであります🙏
そんなこんなで実は、、3日前ぐらいから喉のイガイガと咳が出てしまい、急遽病院に行って来まして、、
声帯は少しずつ柔らかくなってきてるということで安心したのですが、とにかく咳や咳払いが本当に声帯には良くないらしく、強めの咳止め薬を処方してもらいました。
他にも色々なお薬が出て、術後に処方されたお薬と合わせると、
おじいちゃん並みの薬の量になってしまいました💊💊💊💊💊💊💊💊。・゜・(ノД`)・゜・。
人生でこれほど一度にお薬を摂取した事がないので、少々不安も感じつつ、、、
言われた通りに飲んでおります。
お薬が1日食後に3回とかあると、これまでの不規則な食生活を正す良い機会にもなりますね。なのでここ数日は、お薬を飲むためにご飯を食べてる感覚です🍚🍚🍚🍚🍚
食い過ぎやでーーー!!!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ
という事で、
第三報は短めに終わりそうです(笑)
ブログもたまにーの長文より、こまめーに頻繁のほうが良いんだろうな〜と思いつつ、どうしても書く時は色々考え過ぎてしまうんですよねー(´-`).。oO
ではでは、、
とうぶんライブもないし声も出せないので、、
こまめーに色々発信していこうかなーと
考えてるだけでーーーす(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)笑笑
次回があったらお楽しみに♡
弦楽器で彼女ができました
公式ハッシュタグランキング: 位 彼のプログラムが再演、ということは戦略的に大いに納得しました。
でも、彼の素晴らしい表現力に魅入られた者としては、やっぱり新しいプログラムを見たかった、という気持ちが心の中で燻っているのを感じます。
なので、自分の気持ちと向き合うために、今回は「フィギュアスケートにおける表現」というものについて、思うことを書き出してみました。
全くの自己満足記事です←いつもか。
まずはじめに。
フィギュアスケートにおける「表現」とは何か、ということが日頃とても気になっていました。
人によって、「表現」「表現力」という言葉で表すものが全く違う。
program compornents(PCS)で評価される内容は
skating skills スケート技術transition/linking footwork 要素のつなぎperformance/execution 動作・身のこなしchoreography/composition 振り付け・構成interpretation 曲の解釈
の5項目です。
でも、これが表現力の全てを反映している気がしない。
(ホントは含まれているのかもしれないけど)
人が「表現力」という言葉を使うとき、
表情や仕草、振り付けのことを表す人、
その曲で想定されたキャラクターとしての演技力を表す人、
曲の感情やテーマを目に見えるものに変えて表す力を指す人、
指先まで神経の行き届いた美しい姿勢といった視覚的なものを指す人、
音ハメのような、聴覚と運動との融合バランス・リズム感を指す人、
間合いや緩急の取り方を指す人、
身体から音楽が聞こえてくるような音楽性を指す人、
演技者自身の持つ品位や知性、人間性から滲み出てくる精神性を指す人、
リンク上には見えていない曲の光景・色彩・世界観を、見る者の心に想起させる力を指す人、
など、いろんな要素があると思うのです。
なのに、これらに対して、満点の制限があるPCSで評価がなされる。
technical element score(TES)は、極端なことを言えば難易度を上げれば無限に上がる、とも言える。
これらが対等な点数として扱われるのはなんだか違和感があります。
まぁ、扱いは難しいし、そういう点も含めてオリンピック後に制度改正されるんでしょうけど。
上に挙げた「表現力」は、そのどれもが彼の持っている力だと、私は思っています。
むしろPCSで評価しきれない「表現」の中にこそ、本来の彼が持っている表現力が煌めいている。
例えば、
オペラ座の怪人がマスクを外す時。
彼の表情のゾクッとさせられるような美しさ、体を這うような手の動きと深いエッジワークがえぐり出す、甘美で歪んだ高揚感。
自分の中に潜む魔が呼び覚まされる。
彼の背後には、見えるはずのない怪人の秘密の隠れ家とクリスティーヌの姿が見えてくる気すらします。
怪人の複雑な人間性・深層心理や、オペラ座の豪奢な舞台といった空間の広がりが、スケールの大きな曲にも助けられて感じられてきます。
それから、
新生バラード1番のステップシークエンスに見せる、身もだえするような切ない表情を乗せる美しいイーグル。
雷鳴の轟く中、激情がらせんになって昇華していくような、美しさと激しさの同居するアップライトスピン。(プログラムでは短く編曲されていますが、私の中ではバラ1のラストは雷鳴のイメージなのです)
Hope&Legacyの感謝と優しさにあふれたステップシークエンス、そこから風に乗り舞い上がるフリップジャンプへの、音楽的・絵画的な美しい流れ。
次々に現れる日本の美しい風景。彼の孤高の精神性。過去・現在・未来へと続く時の流れ。などなど。
これらを複層的に感じさせてくれる振り付け、表情、スケーティング。
舞台上の俳優や演奏者が表現できるものではなく、スケーターの彼だからこその素晴らしい表現、私が彼のスケートの中で最も好きな部分です。
Hope&Legacyについては過去にも思うことを書いてます。→Hope&Legacy
地上のどんなものとも違って(唯一、ローラースケートが近い動きをするけど)、スケートは足を動かさなくても体重移動だけで滑らかに動き出して加速減速が可能、その動きは途切れることがなく、まるで音楽でクレッシェンド、デクレッシェンドするように表現されます。
弦楽器の音色に近いかもしれません。
それに加えて美しいカーブを描く軌道やスピン、感情のアクセントとしてのジャンプ、様々な振り付けや表情などに、自分の心の中に眠るものを呼び覚まされ、自分の中で映像化だったり、何らかのイメージが形成されたりします。
彼のスケートは、そうやって人の心の中に入って来て何かを呼び起こす力がとても大きいと思うのです。
何故だかよくわからないけど。
まぁ、その演技に至るまでの過程がジェットコースターすぎて、みんなが感情移入しちゃうのも一つの原因かもしれないけど(^^;;
その力は得点として評価してもらっているとは必ずしも言えないのがとても残念。
その一方、彼のこういった表現力は時に姿を現し、時に姿を消す。
プログラム全体を通して見ると、現時点ではずっと持続しているわけではないと思います。
それは、難しいジャンプへの入りやスピンやステップのレベルなど、技術面に極めて集中している時や、勝利の為の作戦を頭の中で巡らせている時。
必ず勝利を手にする為の超高難度のプログラムゆえに、場面によっては表現力への比重よりアスリートとしての比重に偏るのだと思います。
素晴らしい芸術作品としての表現をずっと見ていたいのはやまやまですが、PCSは上限があり、しかも今の彼ではどれだけ身を削って努力しても満点まであと1〜3点足らずしかない状況、積み増せる伸びしろがTESにあるのは明らかです。
私個人としては物足りなさを感じる時もあるけど、得点競技の作戦としてはやむを得ないというか、むしろ正解なんだと思います。
SEIMEIは比較的単純でわかりやすいキャラクター設定。
(と言っても、名前に複層的な意味が込められているように、必ずしも単純ではないかなと思いますが)
印を結んだり呪をかけていったりする様子や、戦いの様子など、振り付けの意味も1対1でわかりやすい。
エキゾチックな曲にも助けられて、幽玄の世界観も表現しやすいプログラムだと思います。
これを再演することで、新しい曲で新しい表現をまた一から作り直す手間はだいぶ省ける。
すでに一度完成させた世界観の中に、新たな技を組み込み馴染ませれば良いのだから。
新しい技への入れ替えで速やかにレベルアップすることができて、しかも表現の面でも更に充実させることができる、かつ、オリンピックで初めて彼の演技を見る人にも何を表現しているのかわかりやすいのだと思います。
そういった綿密な作戦からも、新しいプログラムを作ることよりSEIMEI再演を選び、みんなの期待に確実に応えようとしてくれているんだと思います。
佐野さんがおっしゃっていた、「すみませんが(金メダル)いただきます」には笑っちゃいました。
まさにそんな感じ。
王手をかけたんですよね。
もちろん、国を背負う、ということだけでなく、彼自身が負けず嫌いというか、シンプルに勝つのが好きだとは思います。
今年の四大陸の時のあの楽しそうな様子、あれは一人の人間として勝負を楽しんでいたと思うので。
はあ、そうは言っても、彼が新しいものを見せてくれるのを心待ちにしていたのはやっぱりホント。
くすん、残念。
エキシビション、何を見せてくれるのかな。
彼のツンデレ感には、「もっと見せて」「もっと魅せて」が募っちゃいますね。
私的には今シーズンいっぱい、と思ってたのに、楽しみは続いちゃうなあ、、、