特集!弦楽器情報
悪魔過ぎる製作者… デジマートより ■Yamaoka Archtop Guitars Strings Art K-3 / Quilt Maple Top 渡辺香津美を筆頭に、国内外のJazzギタリスト等が、厚い信頼を寄せて止まぬ、ルシファー山岡正明。山岡氏が手掛ける数多くの作品個体中においても、秀でた人気を誇る"Strings Arts" K-3!!!引き込むほどに味の出るThin Lacquer は、オーナーのクセや好みまでもを表現してくれるであろう、旋律のパートナー。
Alder Bodyが醸し出す、抜き出た倍音と併せ、抜群のボディバランスを誇る一本。早い者勝ちの逸品を、今すぐお手元へ。
注)下線は鈴吉やっぱりギターの上手い奴は悪魔に魂渡してるんだ。悪魔に魂を引きこまれるような…そんなに美味しい味のするラッカー使っているんだな。高額なギターは、ちゃんと知識がある人か、少なくても広告の校正をきちんとしている店から買いたいものだ。 いつの頃からだろう ギター製作者をルシアー呼ぶように広めたのは、僕の知る限りリットー刊のギター・グラフィックスだったんじゃないかと思う。 Luthierという言葉をご存じだろうか。一度でもギター関係の洋書を読んだことがある人ならば、目にしておられるかもしれないが、これは‘
弦楽器を作る人’という意味である。日本ではギター製作者のことをギター・ビルダーという呼び方をするのが一般的だが「ギター・グラフィック」ではルシアーという言葉を使っていきたいと思っている。 …という一文とともに紹介されていたのが、フェリントンギターズのDanny Ferringtonであった。 それまで僕も製作者のことをギター・ビルダーと呼んでいた。だって天下のFender社のCustom ShopにはMaster Builder呼ばれる、ギターづくりの名人がいたわけだし。現在、ルシアーというのはどちらかというと、アコースティックの世界の呼び方。僕らのフィールド…エレキギターの世界でルシアーというと、ちょっと気取ったときに使うビルダーの呼び方という気もする。 自分からルシアーですって言う人は、あまり信用できない 工房系のメーカー、ないしはブランドといっても、すべてのメーカーが木の選定、切りだしから組み立て、塗装まで自分のところでやっているわけではない。理想とする部材の加工を信頼のできる工房に発注し、セットアップしたものにブランド名を付けている、プロデューサー的なブランドは数多い。 また、中規模である程度名の通った工房でも、実作業を担当するのは内部の職人さんだ。誰それが作りました!と、工房の職人さんの名前が世の中に出てくることは稀だ。そこにはギター・グラフィックが使ったような意味でのルシアーはいない。だからこそFenderのCustom ShopのMaster Builderは、それをウリにした珍しい例だし、日本人はそこに敏感に反応したといえる。 ブランドに自分の名前を冠しているような個人工房…は勿論、何から何まで一人でやっているのだろう。しかし、エレキギター作りを全部一人でやるのは苦労が多い割に案外お金にならない。同じようなカタチ、材のギターがずっと安く手に入るのだから、よほどのオリジナリティ、またはブランドの強みを持っていないと商売にはなりにくい。 しかも個人工房はとても多い。ねじ止めのストラトボディの形をしたギターを作っている工房は一体いくつあるだろう?それでもギター学校では、毎年卒業生を数多く輩出している。こんなに狭いマーケットなのに…だ。どうしても仕事はリペアが多くなり、ビルダーはまだしもリペアマンなんて不本意な呼ばれ方をしている実力派だって多いはずだ。 比較するとアコースティックギター、アーチトップギターは判りやすい技の要素があるのでルシアーと呼ばれることが多いのかもしれない。 しかし世の中にはルシアーとしか呼びようのないポジションにいる人が存在する。例えば故John ZeidlerやMarchioneなどはルシアーという呼び方以外思い当たらない。きっとルシアーというのは、ギター製作において商売っ気よりもストイックな姿勢を含む呼び方なんだ。だからルシアーというのは自称ではなく、他人が評価する呼び方。その意味では最初にご紹介した山岡さんは悪魔なんかではなく、ルシアーなんだと思う。 ※Yamaoka Guitars Strings Art NY-07 画像はToneBlueさんよりお借りしました。 匿名か名前入りか さて、大きなブランドにもかかわらず、製作者の名前が知られた珍しい例がAircraftの横山 正さんである。 Aircraftはモリダイラのブランドのひとつ。80年代~90年代のフュージョンブームでスタジオ系のミュージシャンに支持され一世を風靡したものの、ブームの衰退とともに一時消滅していたが、最近になって再発されるようになったブランドである。 モリダイラというポピュラーな傘下にあって工房系の匂いのする本格派ブランドで、当時の絶大な人気を誇った東海岸のSadowskyや西海岸のValley Artsなどの海外ブランドに対しても引けを取らず、Art Techなどとともに国産の高級お仕事ギタリスト御用達ブランドだった。そして、その陰にビルダーである横山さんの存在があった。Aircraftのギターを買うというより、横山さんの作ったギターを買いたいという人が多かった…そんな珍しいブランドだった。 ギター好きなら、横山さんの名前は勿論ご存じだろう。モリダイラを退社後、PacifixがプロデュースしたDeceiverの一部のモデルを手掛けていたことでも知られている。最近は自身のブランドYokoyama Guitarsで良質のアコースティックとエレキギターを製作なさっている日本を代表するギター製作者のおひとりだ。そんな横山さんをルシアーと呼ぶことに異論の余地はないだろう。 巡りあわせ 残念ながら、今まで横山さんが作った楽器とは縁がなかった。もちろん懇意にしていたビルダーがいたという事もある。しかし正直、ディンキータイプでロック式トレモロを搭載し、アクティブピックアップが付いたギターでそんなに差が出るのかとも思っていた。 当時のものは再評価されていることだし、機会があればぜひ一度触ってみたい。幸いなことに、今となってはそれなりの本数の良質なギターを触らせてもらった経験だけはある。良し悪しを冷静に判断できるだろう…なんて思っていたら、ちょっとした巡りあわせがあった。 やはり求めていれば、引きはある。 良材を使って作られたことはひと目でわかる、オリジナルシェイプのギター。しかもディタッチャブルではなく、出来上がりを計算しながら組み上げていくセットネックのギターだ。ラインナップにはない一本物のモデルなのだろうか。ヘッドの裏には T.Y というイニシャルがスタンプされている。ルシアー横山の腕のほどを見極めるのに、これほど相応しい個体はない。 デザイン的にはシングルカットでレスポールから外れるのは難しい。しかし偉大なスタンダードへのオマージュををこめて、新しいデザインの可能性を見つける…そんな試みが僕は大好物である。僕にとってのNoupaulというべきこのギター…はたして横山 正の実力やいかに。 次回から詳細を観察して紹介していきます。
これからの弦楽器を、デザインする。
公式ハッシュタグランキング: 位 朝からオーケストラでした。 今、やっている曲でチャイコフスキーの「くるみ割り人形」があります。
練習してるのは組曲の方なのですが
(本当はバレエ曲)そこに「あし笛の踊り」という曲があります。 以前、◯フトバンクのCMでも流れていたしご存知の方も多いかと思います。
この動画かわいい♡ あしぶえ 実は前から気になったコト
弦楽器パートの関東出身の団員さんに 標準語でなんて発音するの?って聞いてみた! え?え?え? 何回も聞き返してしまう。 なんと、予想外に難しかった!悲しき関西人 イントネーションがうまくできなくてゴニョゴニョ言ってたら某木管パートの関東出身者からも声があがる。 「先生、あしぶえ!」(標準語) くーー ほーんと悔しいんだけど5分たったら忘れてしまう。言えない! これはもう音で覚えるしかない! なんてことない 単純な ファ⤴ ドドド 帰り道、同じ発音の言葉はないのか? ファ⤴ドドド の音列を頼りに 標準語で該当しそうなコトバを思い巡らしてみた。 なんのことはない! 上靴 梅干し 花形 なんだー、いっぱいあるじゃん! なんなら、ガタガタ とかクワガタ だってそうじゃん(ここはじゃんになるw) はるさめえびすめ(昆布)たてつけとび箱 なんだなんだーこのひびきなら覚えられそう! でだしたら止まらなくなった て、ゆーか・・・ ファ⤴ドドドで合ってるよね? いよいよ今週末お時間ある方は是非お運びくださいね。 〜0才から大人まで楽しめる演奏会〜 【さくらムジカオーケストラ】第1回ファミリーコンサート 9月24日(日) 午後2時開演 (開場 午後1時30分) 兵庫県西宮市 甲東ホールにて 《入場無料となっております》