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ヤツェク・カスプシク ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)読売日本交響楽団(9月6日、東京芸術劇場コンサートホール)ポーランド生まれで、モスクワで亡くなったミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-96)のヴァイオリン協奏曲ト短調作品67はギドン・クレーメルが紹介したことから、脚光を浴びた。今回は日本初演。全4楽章30分弱の大作。特に第2楽章アレグレットと第3楽章アダージョではクレーメルの美しく深い真実さを感じさせる演奏が作品の真価を明らかにした。アンコールは同じくヴァインベルクの「24のプレリュード」から第4番と第21番。21番ではショスタコーヴィチが交響曲第10番第3楽章で使った自分のイニシャルDSCH音型が引用され、ヴァインベルクが親交を結んだショスタコーヴィチに対するリスペクトを感じさせた。 ショスタコーヴィチの交響曲第4番での指揮のヤツェク・カスプシクは、インバルや井上道義のような際立った個性や癖がなく、聴きどころの最頂点のクライマックスの数々、例えば第1楽章練習番号19や、63からの弦のフガート、第3楽章167からの長大なスケルツォ、最後のティンパニ2組による壮大なコーダなどでは、面白さや意外性に欠ける。しかし、カスプシクのストレートで正攻法の指揮は、ある意味読響のうまさを引き出したとも言える。
弦楽器の厚みと正確なアンサンブル、ファゴットをはじめとする木管群の腕前、輝かしい金管、迫力のある打楽器など、このオーケストラの実力を充分味わうことができた。終わってみれば、充実した演奏だったと思った。
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かの有名な銘器Stradivariusの里、クレモナでは、バイオリン博物館へ行って、バイオリンの歴史を学びました。
実はこの旅の前に、こちらの本でバイオリンの歴史などを予習しておりましたので、意外とスムーズに頭に入ってきました。
バイオリンの祖先達。色々な形を眺めていると、それぞれに面白い表情もあり、実に興味深かったです。どんな音がするのか聞いてみたい!
そして、滅多にお目にかかれないアントニオ・ストラディバリのバイオリンを沢山、目に焼き付けてきました。
1669年のストラディバリ作。
1715年のストラディバリ作。
1727年のストラディバリ作。
もちろん、どのバイオリンも全て、現在でも演奏出来る状態で、数年に一度は、バイオリン博物館内のコンサート会場でその音色が披露されるそうです。
それにしても、バイオリンの裏板の虎杢が素晴らしいですね!
また、ストラディバリが実際にバイオリンを製作する上で使用していた道具なども展示されていました。現在のバイオリン製作で使われているものとほとんど変わりがないそうです。
何百年の時を超えてもなお、変わらないものがある…芸術の奥深さをしみじみと感じた瞬間でした。
そして、バイオリン職人の現代の巨匠と言われる2人の工房へ見学にも伺いました☆
シメオーネ・モラッシー氏
弦楽器製作界の世界最高峰マエストロ、ジオ・バッタ・モラッシー氏の長男で、彼もまた、国内外の製作コンクールで数々の賞を受賞している、世界的に注目を集めているバイオリン製作者の1人です。
ステファノ・トラブッキ氏クレモナを代表するマエストロの1人。
工房内の様子やバイオリン製作の説明をされる姿からも、お二人の人柄を垣間見ることが出来、作品に対する非常に熱い想いや愛情を感じました。
そして、な、なんと、2人の巨匠に抱っこして貰うなんていう、何とも貴重な体験をした娘!!こちらの方が恐縮してしまいました。。。最年少5歳児は、こういう時に得ですね!
バイオリン製作者の想いをくんで、もっともっと素晴らしい音が出せるように、そして演奏技術が上達するように、頑張ろうね!
モラッシー氏のバイオリンは市場には出回らず、全てオーダーもので、彼にバイオリンを製作して貰うには、2.3年待ちだとか。世界的に有名なバイオリン製作者のお二人。
まだ1/10サイズを使っている娘ですが、5.6年後には恐らく弾くであろうハーフサイズのバイオリンは、是非ともモラッシー氏に製作をお願いしたいと思っています☆
※関連記事【イタリア演奏旅行】イタリアのTVと新聞に取り上げられました☆