この春はゆるふわ愛され弦楽器でキメちゃおう☆
オーケストラの作編曲に必要な「管弦楽法」。それを自分なりにまとめたものを掲載しておきます。
木管楽器の音が聞こえなくなるため、トランペットはクラリネットより高くならないように気をつける。
木管楽器の早い動きのなかに休符を入れるのは軽快さを生み出す。
金管楽器はトランペット、ホルンがほぼ五線内、トロンボーンとテューバは低音部譜表を中心として配置される。
金管楽器にppを指定するには、かなりの神経を使う。とくに極端に高い音域や低い音域では注意が必要である。
金管楽器全体としては真のピアニッシモを出すことができ、これはオーケストラの価値ある資源である。
弦楽器の重音は、6度、5度間隔の組み合わせがもっとも効果的である。
弦楽器の白玉のラインは過不足なく和音に必要な音を拾い、かつ退屈にならないようにする。
弦楽器で不気味さは低音でのトレモロ、ppまたはpでの高音のトレモロは神秘的な効果がある。
弦楽器の2音よるトレモロは興奮に満ちたドラマティックな伴奏に使えることがある。
弦楽器のピチカートは
弦楽器全体で、またひとつかふたつのセクションで使うと大きな効果を生み出すことができる。
弦楽器の2音、3音からなるフォルティッシモのピチカートの和音も魅力的である。
弱音で奏される伴奏のピチカートも優雅で繊細な効果を生み出す。聞き手をリラックスさせ、オーケストラの響きにちょっとした音質の変化をもたらしてくれる。
鍵盤打楽器はフレーズで区切って重複したり、アクセント部分のみを重ねたりといった工夫が立体感を出す。
トランペットはかなり軽快であるが、速い経過句は書かないほうが良い。
トランペットは明瞭なスタッカートを作ることができる。
トランペットの低音域は、特に弱奏に向かない。
トランペットとトロンボーンの威勢のいい鋭い音は、ホルンの丸みを帯びた響きと重ねると、とても重厚な響きになる。
トランペットとオーボエのユニゾンはトランペットに辛辣な味と縁取りを加える。
トランペットはいつも音の強いパッセージばかりを受け持たされているわけではない。
トランペットは魅力的な音色でpを演奏することができる。
トランペットの音域は、ホルンの音域とほぼ同じである。
トロンボーンは三声の和声的結合として処理するのが最も良い。
トロンボーンのやわらかい和音では、開離位置で低く置かれたものが最も良い。弦、木管、ホルンのソロに美しい背景を作る。
トロンボーンの強烈な輝かしい効果を狙うならば、高位置に置かれるべきである。
トロンボーンの高音でのffのユニソンは圧倒的となり全管弦楽を容易に圧して聞こえる。
トロンボーンの高音はmf以下に音を抑えることは困難である。
トロンボーンは非常に多くの息を必要とするので持続音を書くのは無駄である。
トロンボーンの断続するfかffの和音は特に効果的で非常にリズミカルな打撃的効果を持つ。
トロンボーンの低域のffは劇的な破壊音で、恐るべきクレッシェンドの力をもっている。
トロンボーンの低域では極度に柔らかい、音を殺したピアニッシモを出すことができる。
トロンボーンの中音は音色の点でホルンにもっとも近い。
トロンボーンが和声の担い、ホルンが自由に旋律的活動ができるようにすることがある。
トロンボーンは普通テューバとともに用いられ、四声部を作ったり、バスをオクターブやユニゾンにした三声部和声を作る。
トロンボーンはテューバとともにバスの線を作ることもある。
トロンボーンの使用例は、対位法的スタイル、平行和弦の多彩なフレーズ、全音域わたる広い跳躍を持ったffである。
トロンボーンによるバス主題がファゴット、チェロ、コントラバスによって補強されていることがあるが、これはまったく意味がない。
トロンボーンの低音のはるか上で演奏するフルートの和音は高い倍音のような深遠な和声を生む。
テューバは重要な低音経過句を目立たせるのにきわめて有用である。しかし下部オクターブを過重にするため、いくらか控えめに用いられねばならない。
テューバはやわらかく吹くとホルンと良く結合する。
テューバはトロンボーンに対して独立したベースとして用いられるとき、やや低く置かれるときわめて良い結果が得られる。この場合トロンボーンとの間に大きな溝ができても構わない。
テューバは非常に軽いスタッカートが可能である。
テューバは非常に大量の息を必要とするため、長い保持音はあまり使わないほうが良い。
テューバの音性の美しさは、中音の柔らかいレガートのフレーズの場合もっともよく示される。
テューバは敏捷な楽器で広い跳躍は容易に行なわれ、バスの線に興味と変化を与える。
テューバは金管全部のアンサンブルの低音として行動したり、ひとりで管楽器グループの低音となることもある。
ファゴットの代役はホルンがつとめることができる。とくにp~mfまで、とても似ている。
ファゴット+ホルンと軽快な
弦楽器が交代に伴奏をすると効果的である。
ファゴットのソロは他の管楽器かヴァイオリンでオクターブ重複されることがある。
ファゴットがフルートと2オクターブ離れて奏するとよく響く。
ファゴットはトロンボーンとユニゾンで用いるとその輝かしさを曇らせがちである。
ファゴットの低音域は弱奏不可能である。それでなくても弱奏は苦手である。
ファゴットの音階は上下自由自在である。
ファゴット2つとクラリネット2つは四声和声において見事に混合する。
ファゴットの高音域は必ず順次進行で達するようにする。
ファゴットは相当に軽快で乾いたスタッカートは効果的である。弦のスタッカートやリズムを浮き立たせ明瞭にする。
ファゴットはあらゆる種類の伴奏音型に全体の邪魔にならずに用いることができる。
ファゴットはコントラバスの補強に使われるが、内声部に使うほうがよいこともある。
ファゴットの低音は木管楽器群全体のなかで素晴らしいバス声部となる。
ファゴットが最高声部の旋律をオクターブまたは2オクターブ下でなぞるという用法がベートーヴェンほか巨匠の総譜に見られる。
ホルンは全然使わないか、使うとすればいつもペアであると考えてよい。
ホルンのパートは出来るだけ声楽的な音程や跳躍運動に止めるべきである。
ホルンはオクターブ重複によりオーボエ、クラリネット、ファゴットに輝きを与える。
ホルンはクラリネット、オーボエと2オクターブの結合を作る。
ホルンの持続音には響きが薄くなり気味なのを防ぐ。
ホルンの低音域は、あまりよく響かない。高音域は技術を要する。
ホルンのオクターブで奏される旋律は豊かで充実した響きをもっている。
ホルンの低音は歌うようなバスのラインを支えるのに非常に適している。
ピッコロの悲鳴のような音とシンバルの音を重ねると効果的である。
ピッコロをティンパニの短い打音その他すべての楽器の短い和音と組み合わせると、その効果は大幅に増す。
ピッコロはやわらかな楽節でも素晴らしい効果を発揮できる。フォルテでしか使えないと考えるのは単なる偏見である。
フルートは上行のほうがやさしい。
フルートの低音は、フルートがユニゾンで奏される場合、かすかなトランペットの音にきわめてよく似ている。
フルートは低音はスタッカートが明瞭でない。同一音の反復は中音から高音で可能である。
フルートはオーボエ、クラリネット、ファゴットに輝きを与える。
フルートの低音とホルンのユニゾンは良好である。
フルートにはいかなる管楽器にも及ばない敏捷性がある。広い跳躍も可能である。
フルート2つで軽い伴奏音型を作ることができる。
フルートの中低音域はオーケストラの音にかき消されてしまうのではないかと恐れているようで、高音域ばかり吹かせる傾向にある。
オーボエはppが苦手な楽器のため、弱い木管の響きが欲しい場合にはクラリネットを選ぶほうが良い。
オーボエの軽い音楽における持続音の効果は魅力的である。
オーボエはかなりの軽快さをもち、木管の対話の愉快なパートを奏することができる。
オーボエのスタッカートは非常に効果があり甘美なものである。
オーボエとファゴット、オーボエとホルンのオクターブ重複は卓越した効果がある。
オーボエはユニゾンでクラリネットに力強さと鋭さを与える。
オーボエとホルンはユニゾンでは混合せず好ましくない。
オーボエはヴァイオリンの音を貧弱にし、また音を薄く衰えさせがちである。
オーボエは中音域が最もよく響く。最高音域は演奏が困難である。下行のほうがやさしい。
オーボエは音を長く伸ばすことが可能であるが、しばしば休む場所を与えてやらねばならない。
オーボエは2つの密接した音程において、きつい音性を有する。
オーボエを第二フルートの代わりに奏させるのはベートーヴェンが好んで用いた方法である。
クラリネットは非常に軽快であり、アルペジオは最も得意とする。
クラリネットのスタッカート、広い跳躍は良好である。三度または六度の経過句はすぐれている。
クラリネットとファゴットのオクターブ、または2オクターブの距離の響きは非常によい。
クラリネットとホルンは見事に融合する。
クラリネットを高音、中音の2オクターブの距離に置いたとき良い結果が得られる。
クラリネットの低音とファゴット、またホルンは良く混合する。
クラリネットの中音域は音色が悪く、演奏も困難である。音階は上下自由自在である。
クラリネットの低音域では、反復音の伴奏音型やアクセントを置いたリズム的パターンが非常に効果的である。
クラリネットの低音域と高音域の音色のコントラストのために、あたかも2つの違う楽器であるかのように響くパッセージが考えられる。
クラリネットはほとんど聞こえないくらいのピアニッシモから強い音まで出せる。
クラリネットのトリルとトレモロは素晴らしい効果である。特に低音域の場合そうである。
クラリネットは敏捷性においてフルートに肉迫している。
クラリネットの伴奏音型は巧みに編まれて広く用いられている。
クラリネットは鳥の鳴き声の模倣に頻繁に使われる。
クラリネットは他のどの木管楽器よりも、ささやくようなppから叫ぶようなffまで強弱をつける能力に長けている。
全管弦楽において、和音の本質的でない音は金管群から除くように注意しなければならない。木管はすでに金管にある音をただ重複させるだけに用いることができる。
全管弦楽において、クラリネットは非常に高いトランペットのパートを重複してよい結果が得られる。
全管弦楽において、木管と金管を結合して輝かしい音を得るにはフルートとクラリネットは高く、オーボエは中音に、ファゴットは低音に置く。中間の大きな溝は金管で埋める。
全管弦楽において、弱い楽器に独立したパートを与えることは実際に聴くことができないばかりでなく、構成の明確さを壊してしまう。
全管弦楽において、二つの旋律線のために全く同じ楽器群を用いることに甘んじてはならない。
全管弦楽において、ポリフォニックな音楽では、和音の混濁を生ずる声部の交差の起こるような内声のオクターブ重複を用いてはならない。
木管とホルンの充実和声の継続はハーモニウムに似た重苦しい感じを与える。
ヴァイオリンがオクターブ高くフルートで重複されると非常によい効果をあらわす。
ヴァイオリンとホルンは融合性を欠く。
ヴィオラは大部分の管楽器と非常によく融合する。クラリネットとユニゾンで最も良く融け合う。
ヴィオラにフルートをユニゾンで加えると音に丸みを与える。
ヴィオラ、フルート、オーボエ、クラリネットのユニゾンは力強くめざましい。
ヴィオラは手の込んだフィギュレーションよりも、歌うような旋律に適している。
ヴィオラのディビジした声部が木管と組み合わされている例は多い。
ヴィオラはチェロより軽いバスを担当したほうがよい場合がある。
ヴィオラは、ヴァイオリンの1オクターブ下でユニゾンするより、ヴィオラの音域が許す限りチェロとユニゾンで弾かせるべきである。
チェロをゆっくり表情的に動くテナー音域の経過句に加えるとpまたはmfで非常に美しい音質を作る。
チェロの高い旋律にオーボエを加えると非常に鋭くなる。
チェロとオーボエのオクターブ結合はpまたはppで非常によい。
チェロとフルート、クラリネットとのオクターブ結合はあまり良くない。
チェロは5声部の経過句で独立したパートが必要である。半分はコントラバスとユニゾンもしくはオクターブで重複する。
チェロのトレモロは特に神秘的な性質をもっている。
チェロのパートにはオーケストラ全体に活動感を与えるための音型が置かれることがある。
チェロは十分な理由がないときはコントラバスから引き離してはならない。チェロをコントラバスの2オクターブ上にしてはならない。
チェロには重音のトレモロとフォルテのアルペジオが合っている。
チェロのピチカートはあまり速く演奏できない。
コントラバスはチェロと重複するか、そうでないときは沈黙する。
コントラバスは、ほかの声部から離れた高さにあるときは持続された音かペダル音であることが望ましい。
コントラバスのピチカートをレガートで奏するファゴットと重複することができる。
コントラバスは下部オクターブを過重にするため、いくらか控えめに用いられねばならない。
コントラバスは、しばしば2つのパートにディビジされる。狭い音程は劇的な、予感的な暗示を与える。
コントラバスの保持音は全ての楽器を結び合わせ、伴奏が乾いたものになるのを防ぐ。
コントラバスはコントラバスパートと似てはいるがコントラバスがうまく演奏できないような速い動きがあるパートをチェロに受け持たせることがある。
コントラバスがチェロと分かれて弾く場合、音が弱くなったバス声部は、ファゴット、クラリネットの最低音域かオクターブで重ねて補強することができる。
コントラバスのゆっくり奏される持続したトレモロは、素晴らしくドラマティックな効果をあげる。
コントラバスの譜面は奏者に演奏可能な、安全に演奏できる譜面のみを書くようにする。
コントラバスで美しくドラマティックな効果をあげるには、小節のはじめの拍にあたる和声を決定する音はチェロにまかせ、コントラバスにはチェロの下で休符によって中断される独立したパートを弾かせるとよい場合がある。
四声体の和音では、上ニ声はクラリネット、下ニ声は強く低い音を持つオーボエに割り振るべきである。
バス声部の補強のためにトロンボーンを使うことは、特に避けるべきである。
チェロとコントラバスによる旋律は、ユニゾンで演奏することで、かなり強めることができる。
スタッカートの和弦の場合は、音色の混合を計算するより、いちばんよく出せる位置に置く。
伴奏が非常に手が込んでいても、弱い音で奏される旋律を完全に聞き取れるように作ることができる。これが管弦楽の透明さといわれるものである。
特殊な効果のために、2個の楽器を2オクターブ、ないしそれ以上離して奏させることがある。
響きを2オクターブに広げることによって音は豊かになる。さらに中央の声部を抜くことによって宙に浮いたような印象を与える。
オーケストラに対する本能的な間隔を身に着けるには、そのとき演奏していない楽器の存在をたえず意識する。
管弦楽の90%はチェロとオクターブで奏するコントラバスによって行われている。チェロが他のことをやっている場合は、ファゴット、ホルン、ヴィオラなどでオクターブ重複される。
同じ役割を持つラインを重複する場合でも、パートによって少しずつ変化を与えることで、そのパートの存在を尊重することになる。
一定の単調さを避けるために、オクターブ上か下に旋律線を移す。
呼吸が感じられない音楽は、聴く人を息苦しくさせてしまう。
希薄さを避けよ。バスとその上のパートとの間の広い間隔は、特殊な場合のみ許される。
オクターブ離れた反行のフレーズは効果的である。
バスペダルポイントは音が動き出すまでの期待感を高め、動いたあとの開放感や安堵感を生み出す。
曲のエンディングでは、これまでの曲中であらわれたフレーズやモチーフをうまく織り込みながら、できるだけ印象深く、楽曲の余韻を残すように工夫する。
弦楽器の紹介
公式ハッシュタグランキング: 位 先週火曜日のレッスン、その報告記事です。 今回ご指導いただいたのは、榎本陽平先生。まず、先生のご紹介を♪ 事前に原曲の楽曲名と、1 st テイクの YouTube 動画リンクをお伝えしていたのは直近で ” 聴き取り ”⇒” 弾き語り ” をした「 For Life 」。 たまたまそれが中国語詞だったことと、 先生が動画からしばし、私の YouTube チャンネルをランダムで巡って下さったところ韓国 or 英語がメイン、 第 3 の存在としては、中国語 > 日本語(←汗)という印象だったことが相まって 「 この人… 韓国系?日本語より、英語、中国語が得意なのかな? 」 と どうも私は、かかる誤解を誘発していたようです(笑) ” ずっと我流で今まできてしまったのでチェック&アドバイスをお願いしたいです”というのが、私から先生へのリクエスト。 でも、1 時間のレッスンなのでもしかしたら余裕があるかもしれない、と思いちょっと欲張って…☆ 先日、兵役に就いたジュンスさんの楽曲 も3つ、前回記事に書きました通り、下の写真のごとく ノラ・ジョーンズや MISIA などの弾き語りスコアを参考にしつつ、これまで歌に合わせ、楽譜もなく弾いてきたものをどうにかこうにか、五線譜上に落とし込み…! 「 よろしくお願いします。え~と、弾き語りレッスンは初めてですよね? 」 「 はい。 ここまでホントに感覚的にやってきていてるので… ちょっと、緊張してます 」 「 ハハ、そんな~、大丈夫ですよ♪ 」 新宿のEYS 音楽教室はあらゆる楽器やヴォーカルのレッスンを開催しているので各ブースからドラム、管楽器、
弦楽器など様々な音がかすかに聴こえてきます。 「 いや~ しかし… いい曲ですねえ、これ 」 「 あ、そうですか? 」 「 和音がオシャレなんです。日本だったら、ドリカムさんあたりですかね、こういう和音を使ってくる!っていうイメージは 」 ” そ、そうなんだ…!” と思いつつあの方は日本生まれでいらっしゃったな、と… 好きな作曲家さんなので” プロが聴いても、この人の作品はやっぱり際立っているんだ♪”と嬉しくなりました。 山ほどの数の楽曲がリリースされる K-POP 界にあってそうなんです、私自身が個人的に素人感覚ながらピカイチの引力を感じた楽曲、 このブログ上でもう 10 曲以上は cover や弾き語りをしたんじゃないか、というそれらの楽曲群に、同名の作曲者がクレジット表記されていることに気付いたときの驚き。 個人的なイメージでは宇多田ヒカルさんとか、それくらいのインパクトのあるソングライターですが 「 SM の三巨頭 」 というイメージでお馴染み?の、以下の御三方、 そのうち御2人については、実は以前、記事でご紹介したことがあるのです。 いかがでしょう、ご記憶でしょうか☆ 要するに、今回取り上げる Kenzie さんのみが初登場、さあ、どの方でしょ? 当ててみてください♪ 正解は、真ん中の女性☆ スゴイ曲を書く人がいるな、という驚きののち、「 日本生まれ 」という意外性にも行き当たり…! 彼女が音大卒業後にアメリカ・ジュリアード音楽院に留学しそののちに SM エンターテインメントに入社したのは ジュンスさん、ジェジュンさんに次いでユチョンさん入社の前年、 2002 年のことだったようです。 以下、これはブログ歴 6 年目にして情けないことに、ホントに初トライ!となりましたが 部分的に楽曲を抜粋、多少フェイド・イン&アウト、分割&切り取り…などなど、実に初歩的なスキルを駆使しまして(笑)自作動画を PC 内蔵のムービーメーカーで作ってみました。 今回の For Life と、以前 cover した Sing For You は共にバラードでKenzie さんのお名前を知るきっかけとなった楽曲でしたが こちらは、疾走感あふれるダンス・ナンバー、個人的にイチオシの3曲です♪ BoA … My Name [ 2004 ]EXO-K … overdose [ 2014 ]EXO … Monster [ 2016 ] ( For Life も 2016 年 12 月のリリース ) 「 いや、驚きました。 レベルが高いですねえ、中国のPOPSって僕、全くってほど知らないもので 」 「 あ、ただ、この曲を歌っているのは韓国のグループですよ 」 「 あ、そうなんですか? 」 「 私はこの作曲者の… 日本でいうとジャニーズみたいな大手事務所で長く活躍している方なんですけど、その人のことが凄く好きで 」 「 歌手じゃなくて、作曲家(笑)? 」 「 ハイ☆ 今回の曲はバラードですけど、ハードなダンスナンバーも、キレッキレなんです♪ 」 「 ははあ~、それは意外だなあ…! 」 … 右列の「 2002 年 」 にKenzie さんについての記載を、追加☆ … 「 女性なんですけど、ピアノの他にトランペットも吹けるんですって♪ 」 「 へ~え…! 」 「 クラシックから入った人だからかオケとか、バイオリンの使い方が上手でダンスナンバーでは、金管楽器を縦横に使いこなしていて… 」 さて突然ですが、ちょっとここで1つ、トピックを。 ピアニストの方などに時折単旋律しか奏でない楽器を「 程度が低い 」と、「 ピアノこそ、あらゆる楽器の中で最高峰の楽器だ 」と、 そんな認識が驚くほどに強い方がいらっしゃるのですが どうも私は、それに対して… う~ん… 腹が立つんです!(←笑) 論旨は、こう。 譜面を見ても差は歴然、10 本の指でダイナミックに、10分、20分にわたるような大曲を暗譜して弾き上げる彼らからすれば 同じ長さの楽曲でもペラペラッと数枚の楽譜で済んでしまう楽器、例えばバイオリンや、トランペットなどの金管楽器なんて右手 1 本でメロディラインを弾いているようなもの…。 確かに、4~5分のポップミュージックならまだしも高度・複雑なクラシック楽曲を、ただ弾くのではなく隅々まで理解しなければならないピアニストには まずは暗譜だけでも尋常でない能力、かつ、複雑な楽典、和声の理論にも太刀打ちしなければならない、そういう優秀な頭脳が必要なのだ!という…(笑) その自負、認識にも確実に、妥当な部分はあるでしょう。 う~ん、でも、どうなのか…? アンタ自身が音楽理論ゼロの、ペロペロッとお遊び程度のピアノしか弾かない人間だからそういう寝ボケたことを口にするんだ…!なんて(笑) 上記のようなプライドの固いピアニストの方々には多分、喝破されてしまうでしょうけど(汗) 音楽理論を隅々まで理解している、ということが、 膨大な音符を盛り込まれた、演奏時間の長い高度な楽譜を正確に暗譜できることが、 複雑で、超・高速、超絶技巧の指使いを鮮やかに披露できる、ということが… 果たして、そこまでスゴイことか?と…。 いやいや、勿論それは確かにスゴイ、非凡な能力に決まっていますけど(汗) バイオリンや金管楽器って美しい音が出せるようになるまで何年もかかりますよね? 一方のピアノは、勿論質の差はありますけど指を置けば誰にだって音を出せます。 しかし、彼らにとってのもう1つのポイントとしては 先述ような認識のピアニストの方々、その多くは幼少から1日数時間という鍛錬を続けてきているので 楽器のサイズや、肺活量などの関係でせいぜい中学生くらいからしか鍛錬を始められない金管楽器については これまた、バイオリンなどよりも更に、ずっと下、 完全に「 二流 」、「 努力と頭脳を必要としない楽器 」 などと聴いていて絶句するようなことを実にサラッと、臆面もなく口にする方がいて… そういう暴言(?)を耳にすると、私はどうしても… 腹が立つ!(← 2 回目… 笑) いやいや、話がそれてしまいました、スミマセン それで、ここから下記につながるんですけども~ 私は Kenzie さんがクラシック・ピアノをベースとしかつ、トランペットも吹く人だ、ということにいたく好感を持ってしまった、というわけなんです(笑)♪ … 彼は、トーマス・トロエルセンさん♪ [ 1981- デンマーク ] 少女時代 Run Devil Run [ 2010 ] / SHINee Sherlock [ 2012 ] この2曲のインパクト、破壊的! … 「 いやあ、確かにね~、楽器を知ってるっていうのは、強みですよね。作曲家にとっては 」 「 そうですよね。私、ホントにキレッキレのダンスナンバーの方を先に知ったのでこの人がバラードを書くと、こんな感じになるんだなあ、って… 」 「 あ、なるほど。 うん、ホントにねえ、ありきたりじゃないんですよ。僕も凄く、いいなあと思って 」 「 そう思われますか? 」 「 ええ 」 「 もう1つ、ギター伴奏のバラードがあるんですけど、それもホントにそんな感じで 」 「 ははあ。ギターも出来るのかな、この人は…。この曲についていうとですね、C メロ(サビ)が特にニクイんですよ。 あ、そっちに行くか~!っていう(笑) 」 「 あ、そうですね…! 」 「 A , B はどう思います? 」 「 ええと、ホントに… なんだろう、出だしからギュッ!と掴まれる感じで、メロディラインも個性的だし、和音も… 」 「 うん、ホントにね。玄人ですよね 」 … こちらはお化粧をして、カメラ目線♪(笑) … さ、そろそろ…!ということで私も緊張はありましたが、エイ!と思い切って気合を入れて(?)、いざっ! と、その前に先生がひと言。 ” そうだ、僕もこれ、拾ってみたんですけど ”と、手渡して下さったのが、以下の 1 枚♪ … 手渡されたときは「 コード名 」 だけの状態でした…☆ … 「 わあ…! 」 「 これを見ながら、ちょっとやってみましょう 」 コード名だけを書かれても、全く分かりませんけど(笑)とにかくまずは先生に御礼をお伝えすると 「 いやあ、2回くらい聴いてそれをソフト上に打ち込んで… 大した時間じゃないですから、大丈夫ですよ♪ 」 「 あ、あの、私も一応、これを… 」 おずおずと私が自作の楽譜を出したところ、 「 おっ…! 」 全くの素人っておっしゃってたけど、なんだ、かなり基礎がおありじゃないですか!と先生、 「 いえ、ヒドイもんです 」 「 ちゃんとしてますよっ♪ 」 「 いや、気付いたところはさっきも少し直したんですけどスミマセン、時間が無くて歌詞は途中までしか写しきれなくて… 」 「 全然大丈夫です、書いてもらっても僕、分かりませんから(笑) 」 「 語学などを教えています 」 と私が言ったときには” あ、中国語の先生ですか? ”などとオドロキのひと言が先生から飛び出したりもしたのですが(汗) 何はともあれ、いざ…! 「 じゃ、どうぞ。1度、通して弾いてみてください♪ 」 ノドが痛かったので、この日は歌は殆ど入れずにとにかく、ピアノを。 内心ドキドキでしたが、楽譜を時折チラッと見て確認をしていたのは… 基本、音取りしたばかりの楽曲は暗譜していますしそもそも、いつも楽譜なんて書かないですから、 むしろ、今回は” う~ん… この指遣いを、私はこの楽譜上に記号変換しきれているんだろうか? ”と そのことに確信が持てずにチラチラと楽譜を気にしている、というアベコベな状況(笑) ひと通り弾き終わり、” ど、どうでしょうか… ”と心もとない心境で先生の方を見ると 「 ご自分で聴きとったんですよね? 」 「 はい 」 「 コード関係のアレコレは、ご存じなく 」 「 …はい 」 ”ふ~む…”と、先生が楽譜をもう1度見遣り、そのあとに 「 よく聴き取れてます。ほぼ、完璧 」 「 えっ…! 変なの、ありません? 」 「 いや、大丈夫 (笑) いやあ、耳がいいですね♪ 」 オオ~、それは嬉しい…! 嬉し過ぎるっ!! 「 ほんのいくつか、1,2 箇所かな、音を足したいところがありますけど 」 それはぜひ、教えて頂きたい♪ 「 さっきのコード表ね、今弾いて下さったのと殆どそのままなんです。その1、2 箇所以外は、全く変わらないですよ 」 「 例えば最初の和音、 Eb っていうんですが 」 私と先生で同じ選択となったそれは、上の図が” 基本形 ”なんだそうです。 ド(C)、レ(D)、ミ(E)…と続くミ(E)の半音下がった「 1」の位置から始まるので「 E♭ 」 要するに「 ドミソ 」 をそのまま、半音ずつ右方向に4回ずらしたような和音、だそうで。 上の図はその和音を両手で弾いた、指番号のイメージですが それを、私がどう弾いていたかというと…?? こう…! 左(小指)で1音、右で和音の形ですが音としては3つ、一応全て拾っているんですね。 なので、先生は「 よし!」 と 合格点 を下さった、と… でも、軸となる基本形を知らないので「 崩した、アレンジした 」という意識はない(笑) アレンジ、というにはあまりに初歩的ですが 例えば「 ド ・ ミ ・ ソ 」であれば「 ミ ・ ソ ・ ド 」や「 ソ ・ ド ・ ミ 」がその応用編、 同じ3つの組み合わせなのに後者2つの方が深みがあったり、優しく響いたり… 「 和音 」にはそんなマジックが存在します♪ 経験上、「 ド ・ ミ ・ ソ 」 型、等間隔で 3 つの音を置くよりも私は1 つの音が飛ぶ、他の 2 つのパターンの方が響きが好きで 右手の和音はそちらが基調、アクセントとして「 ド ・ ミ ・ ソ 」 型を選択することが多いです。 手探りでアレコレ押してみて、”あ、この 3 つが心地いい♪”とそんな具合で決まった左手の 1 音と右の 3 音、 コードを、基本形をきっちり理解している先生からするとその感覚は逆に想像できない…!ということでしたが(笑) もう1つ、私のお気に入りは「 ド ・ ミ ・ ソ 」 を「 ド ・ ミ ・ ファ ・ ソ 」 にした形♪ これはジャズ系の和音だそうです。 先生曰く、「 ド ・ ミ ・ ソ ・ シ 」 も定番の”応用”らしいんですが私が”へえ~!” と感心していると 「 いやいや、貴方もご自分で使ってますよ! 」と(笑) 確かに上の写真の 2 段目、最後の 2 小節で私、使っているんですねえ。 そして最近見つけたのが「 ド ・ ミ ・ ソ ・ ラ 」 型だ、とお話したらこれも、” ジャズ系 ”の玄人風ということで(笑) 以下は自作動画、2本目♪ ユ・ヨンジンさん (유영진; 劉英振)[ 1971- ] 東方神起 : Rising Sun [ 2004 ]
SHINee : Lucifer [ 2011 ]Super Junior : Sorry Sorry [ 2014 ] Mr.Simple [ 2014 ]+EXO : MAMA [ 2011 ] ↑ 最後の1曲、入れ忘れちゃいました(笑) 中途半端で恐縮です、次回に後半を…!